WEB人材のあるべき方向性

先日デジハリの大学院に呼ばれ、「Web関連科目担当教員会議」に出席してきました。教授らしく。で、それに際していろいろ考えたこと。

大学、そして大学院で教え始めて1年ほど。そこで感じるのは「WEBで食っていくことの難しさ」。業界の外から見てどう見えているか分かりませんが、WEB業界はその参入障壁の(イメージとしての)低さも手伝い、食っていく環境としては相当厳しいマーケットになっています。ここ数年顕著だなと思うのは、高学歴化と高キャリア化。インターンに来る学生の学校名を見てもひれ伏したくなるくらいですし、弊社は別としてMBAホルダーです、とか戦略コンサル出身です、とか、そんなに珍しくなくなってきました。とてもいいことだと思います。

もちろん学歴や資格は本質的な議論ではありません。ただ、必要とされるスキルセットを考えた場合にスタンダードが高い相手と戦うにあたっては、自分もスタンダードをあげるか、もしくはどこかにエッジを立たせるしかないと思うのです。生半可にマーケティングとかシステムとかクリエイティブとか勉強して、最終的にどこにイグジットがあるんだろうな、と。もちろん研究機関としてだけではなく、「教育」機関としての側面もあるため、学生たちに知る機会を与えるというのもとても大切なことだと思います。一方で社会に出た場合、「修士」を持つ彼らに対する期待値はおそらく異常に高くなります。その期待値に応えられるのかが、大学院としての存在意義だな、と。

ちなみに、ぼくは他の教育機関で本格的なコースを持ったことがないので分かりませんが、デジハリ大学院で行われている議論はかなりオープンでフラットです。最終決定が行われて内容だけ落ちてきて「おねがいします」、みたいなこともないですし、業界を代表するWEB人材の皆様と、とても大切な内容について議論できるような機会を与えていただいていることに感謝しないと。ありがとうございます。

来週またアイデアを提出することになっているので、もう少し考えてみたいと思っています。デジハリのためだけじゃなくて、自分の会社にも、自分自身にも有益なトピックだし。それにしてもむずかしー。