なんて、難しいこと言わなくてもいいのですが。
田中麗奈・豊川悦司で「オフィスの栄養補給」をひたすらコミカルに押してきたSOYJOYが大きく方向転換。発売からかなり時間が経って、機能性高めたラインも出して、もはや定番化してきたところにダメ押し、といった印象。ヨガ、ボクサー、ダイエット、大豆そしてSOYJOYというのが一直線には結びつかない印象があるので即時的に売上インパクトがあるとは思えませんが(ボクサーのくだりはどうにかならなかったのかな)、着実にシェアを取る、そしてそのシェアはマーケットシェアではなく消費者のマインドシェアを取る、という意味で、大塚製薬はほんとうにマーケティングが上手だと思います。そもそも商品開発力がハンパ無いんだけどね。あと、ヨガのポーズがあまりにも美しすぎてヨガを始めたくなります。
で、もうひとつ。森永ミルクキャラメル。折からのウォーキングブーム(もうだいぶ遅いけど)ということで「キャラメルウォーキング」。おそらく現段階で森永ミルクキャラメルを買う理由って言うのはおそらく相当薄くて、そもそも健康志向で「機能性の高くない単なる甘いもの」は忌み嫌われる現状にある上で、キャラメルなら「生」だったり「塩」だったりするわけで、そうなるとクラシックに振るか何か新しい価値をそこに付加するかしかなさそうだな、と素直に思います。で、ウォーキング。気持ちは分からなくないのですが、スポーツドリンクや氷砂糖による糖分補給に比べ、キャラメルで糖分補給をする必然性が無いため、CM単体だとしたら(そんなはずはないと思うけど)相当厳しい結果になりそうだな、と。ウォーキングのイベントを回りまくったり、東京マラソンやらとうまく合わせられれば、何かが起きるかもしれないですね。
ともあれ、市場の飽和や商品の陳腐化はどの業界においても起こりうること。そして自分自身という「商品」においても全く同じ事が言えるはず。常に新しい価値を提供できるよう、いろいろ仕込んでおかないと、と気を引き締め直しました。