Twitterと「レイヤー」

ここですでに引用させていただいたんだけど、

Twitterって現実世界にひとつレイヤーを追加した感じ。そのレイヤーはすごい帯域でフラットに世界の人々の頭脳と直接つながってる。かなりの革命だよこれは!

Twitter / Nao SUZUKI(鈴木菜央): Twitterって現実世界にひとつレイヤーを追加した …
http://twitter.com/suzukinao/status/8106727236

これはすごく良い解釈だと思う。今日までTwitterに関して為された多くの言説の中で一番しっくりきた。

で、別途つぶやいたけど「レイヤー」という考え方は現代に生きる上でとても大切だと思っていて、人々は、少なくともぼくは単一の価値観では構成されておらず、かつそれがバラバラに存在するでもなく、完全に重なり合うことはないまでもそれぞれの一部がレイヤーを多重的に構築しながら自分自身の中に存在している。そうでもしないとできない仕事も多いし、受け入れられない事実も多いし。そういう意味で、現実世界にかつて存在しなかったものがデジタルデータとして可視化され、利用に制限がかかっていないレイヤーの複合体が存在しているというのはかなり革命的なんじゃないかな、とぼくも思う。そもそもの存在自体が。

あとひとつ、このレイヤーを構築しているそれぞれの「要素」が、今まであまり可視化されてこなかったというのも、とても価値があると思っている。「つぶやく」と翻訳されてはいるものの、現実世界でリアルにつぶやいている人なんてほとんどいないわけだけど、つぶやくつぶやかないは別として、ちょっとした心の動きやなんてことのない現象が次々とtwitterのデータベースに蓄積されているという事実を考えると、ちょっとぞっとしたりもする。おそらく従来までは親しい間柄の友人などにだけ限定的に共有されてきた「なんちゃない事実」が日々蓄積されていて、そういう情報は発信主体にとってはとりとめのない情報だったりする一方で、圧倒的大多数である受信主体にとっては価値がある可能性が極めて高かったりする。つまりは価値の非対称性がそこには存在する。そしてその蓄積にはさらに大きな価値が潜んでいる可能性が高いと思う。いや、間違いなく「何か」がある。

マーケティングやらソーシャルグラフやら複雑ネットワークやらいろいろな観点で、Twitter研究というのはこの半年くらいでものすごい勢いで進むんだろうけど、ブームにならないように大事にしなきゃいけないし、インフラにしなきゃいけない(当然そのときにTwitterに代替する何かがあるかもしれないけどさ)。そういう意味では孫さんに何とかしてほしいな。Y!BBの時のように。国民全員がtweetする世界はきっと明るい、はず、たぶん。

最近まじめに考えてないしまじめに書いてないから良くわかんねーな。あと、まだまだ頭の中に8割くらい残ってるなー。頑張れ自分。もっと書け。

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  1. [...] This post was mentioned on Twitter by Tadafusa Honda, Matsushima Minoru and たなかひでのり, parasites. parasites said: Twitterと「レイヤー」 via Tadafusa Honda| http://is.gd/6VQtv 這篇在 nakano 的摘錄裡|http://bit.ly/6aSmXe (我 [...]

  2. By みんなでみる、ということ on 2010/02/27 at 12:56

    [...] で、そのまま働き続けて夜中。朝まで生テレビスタート。仕事しながらだったので途中までは意識せずにみてたんだけど、おそらく2時半あたりからは割とちゃんとみてた。ここでも同じようにTwitterのハッシュタグ「#asanama」(「#namainoko」ってのもあったけど 笑)を追いつつみてた。番組の内容はいつものテンションで食い気味に論客が喋りまくり滑舌の良さと声の大きさがポイントであることには変わりはなかったけど、ここでもWEBのあちこちに点在する論客たちによってあたかも「裏・朝まで生テレビ」が開催されているような感覚を覚えた。発言内容がQuoteされそれが即座に議論を呼び見解の対立と検証、収束が様々なところで異常とも思えるスピードで、群発地震のように発生していて、これももちろんコンテンツそのものに価値があるからなんだけど、ただただひとりでTVをみていては絶対に味わえない感覚であるな、と。そして「裏」には「表」にない多くのインテリジェンスとエンターテインメントが存在していた。クロスオーバーする見解、即座にフォローされる関連情報や事実誤認、不特定多数によって形作られるそのレイヤーはここでもコンテンツそのものに対してとても意味のあるフィードバックを行っている。 [...]

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