Googleの「20%ルール」が羨ましいけどそんな余裕ねーよ、という方に送る解決方法

今この時間じゃないと書けないので、書いておきます。広告関係者、とくにクライアントワークをしている方への解決方法。まず、Googleの20%ルールっていうのは

勤務時間の20%を自分の気に入ったプロジェクトに割くよう義務付ける「20 percent time」という規則があり、そこからOrkutやGmailなどの実験的サービスが生まれている。

Google – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Google

のこと。素晴らしいと思う。議論の余地はあるかもしれないけど、「義務付ける」こと、そしてそれを人事的な評価に組み入れていることが大きなポイントだと思う。みんな言うと思うけど。で、やっぱり真似したくなるものです。こういうものは。ただ、そう簡単にはいかないわけで。ぼくもそうでした。

特に今の会社に入ってしばらくは、現場も現場、毎日幾つもアポ行って、分析して提案して予算もらって実行して広告効果改善して、っていうのをやっていた。つまりはクライアントワーク。性格の問題なのか、リスティング広告と言う魔物、つまりは24時間管理画面で設定の変更が可能で、改善しようと思えば(それが結果として改善に結びつかなかったとしても)可能な打ち手は無限にあるという凄まじいマーケティングテクノロジー存在のせいか、ほぼ24時間そのことが頭を離れなかったし、本当に24時間「どうしたら効果が改善するか」ばかり考えて、そして実行していた。そうなると、20%ルールもへったくれもない。自分自身のミッションはクライアントの広告効果改善であり、そのためにすべてを捧げる必要があるからだ。広告マンというのは本来的にはそうあるべきだと思ってる。ただ、このまままっすぐ進んだ場合、自分自身の描いた未来とは少し違う感じがしていた。もっと考えねばと。

で、結論、金曜日の夜から土曜日の朝までをいわゆる20%ルールとして考えるととても良い、ということに気づいた。で、飲み会などがある日以外は実際に実行していた。

この時間はとても神聖で、なぜかと言うとまずひとつめ、基本的にクライアントから電話やメールが来ないこと。少し失礼な話かもしれないが、金曜日の夜から土曜日の朝まで、そして寝て起きるまではクライアントのことを「わざと考えない」時間を作っていた。そうでもしないとずーっと考えてしまうから、それでは結果として何も変わらない。Googleのルールと同じく、「義務付ける」ことが大切。そしてもうひとつは、力尽きたあと、いくらでも寝ていられること。仮に土曜日から日曜日の朝に実行した場合、日曜日を寝て過ごすことになり、「週末を無駄に過ごした感」が強くなってしまう。金曜土曜でやればまだ1日ある。身体的にも疲れが残ったまま月曜日を迎えるのはマナー違反だし。そういうわけで、金曜日の夜から土曜日の朝を20%ルール的な時間に設定するのはいろいろな意味でメリットがある。

そして今、まさにそのゴールデンタイム。普段考えないあんなことやこんなことを考えるのは、楽しいことです。