消費者が少しだけ手伝って、広告をもっと意味のあるものに。

テレビ見ててもRSS読んでても、最近Googleのフリークエンシーが高い、高すぎる。Googleプロダクトに触れない日はないし、ブランドとしても好きなんだけど、あまりにもプロモーションに触れすぎるとさすがに辟易としてくる。何とかならないんだろうか、と。そこで思い出したのがAmazon。

このページはログイン後に出てくる、ぼくに対するおすすめ一覧のページ(の一部のキャプチャ)。で、各書籍のエリア下部にある「持っています」「興味がありません」が秀逸で、こういう考え方を(とくにオンラインの)広告に持ち込めないものかなと思ってる。

言うまでもないことだけど、Amazonのこの仕組みは、まず「おすすめ」に自分が興味がないものや自分が既に持っているので必要ないものが表示されなくなり、自分が持っていない、かつ自分が興味がありそうなものが残ると言う点で、利便性の面から大きな意義がある。もうひとつ、表示されないとは言っても「持っています」と宣言をされることによって、「Amazonでは買っていないけど、それ相応の理由があって既に持っている」という宣言を送ることができる。つまりマルチチャネル、とくにAmazonにとってのオフラインにおける購買行為をアナログに捕捉できているという点で、とても意義深いこと。もちろん、この機能を皆が使っていれば、の話だけど。そしてあまり使われていない予感もするけど。

で、広告もこういう考え方で表示を抑制できないものかなと。ぼくにGoogleの広告が出る、というのはある意味で仕方がない部分があって、30代男性、IT系ニュースに興味あり、RSSリーダーを使う程度の、比較的高いリテラシー、みたいなセグメントで配信すればそれはいくらでもリーチしちゃうわけで、ここの精度を高くするのはきわめて難しい。テクノロジー的なこともそうなんだけど、ターゲティングすればするほど広告在庫が減ってそれに応じて単価が高くなるので、広告主にとっては結局ROASが見合わない、だったらブラパネ出しとけみたいな着地になる。これはある程度限界のところまで来ているわけで、より消費者に意味のある広告を届けようと思うなら、消費者側にちょっとお手伝いいただいた方が良いんじゃないかな、と。

「好きですが見飽きました」「嫌いなので見たくありません」などの小さなリアクションをトラッキングできるようにして、アドサーバ側が結果如何で配信調整できるようにすればみんなハッピーだと思うんだよね。もっと真剣にやるなら、インプレッションとかCTRみたいなそういう単純な指標で見ててもしゃあないし。大事なことはそれらの間にあるのだ。きっと。