ソーシャル・レコメンデーションとその少し手前についてのなんとなくな話

朝、自販機に並んでいて、いろはすを買いたかったのに結局からだ巡茶を買ってしまった。理由はひとつで、前の人がからだ巡茶買ったから。

商品関与度や購買コストがある水準未満の商品は、人が何を買ったかによって購買行動は大きな影響を受けるし、それが自分の知り合いや、自分が一目置いている人であれば影響が大きいのは当たり前なんだけど、そうでなくたって影響を受けることは沢山ある。だからこそいまだに「ランキング」に一定の、購買に直結する、という意味があるわけで。

で、これはどうでもいい話なんだけど、自販機にランキングを付けたら売れ行きにどういう変化があるのかを試してみたい。どこかで提案しよう。自分が試したことのない商品が上位にランクされていたら、それはさすがに気になるわけで。

レコメンデーション(広義。広告も含む)の次は「ソーシャル・レコメンデーション」が来ると言われていて(Forresterとかで)、ソーシャルグラフを所有しているプラットフォーム、例えばFacebookと”connect”しつつ、消費者の1次、2次的なつながりを他のサービスが取り込みながら、時に商品を、時に情報を、「グラフ」というフィルタを通してレコメンドすることになる。これは間違いなくそうなるし、Amazonとかさっさとやったらいいのに、と思う。ちょっとだけ脱線するけど、Amazonが持っている消費者×購買・行動・デモグラのデータにFacebookのソーシャルグラフが噛み合ったらどんなにすごい状態になるのか、と想像すると興奮する。

ただ、いわゆるソーシャル・レコメンデーションが全ての商品の購買支援に必要かどうかというとそんなはずもなくて、それなりにコストもかかるしリスクも少なからずあることを考えれば、その「手前」までで止めておくことも有益になるケースがある。もしくは、そういう「ソーシャル」なことはWEBではなくリアルのところに任せて、という考え方でもいいかもしれない。サンプリングからの拡散、の方が効くイメージあるし。

例えば、食品・飲料カテゴリにおいて、味覚に対する趣向まではソーシャルにならない気がするんだよな。もちろん味覚だけが商品の価値を決めるわけじゃないけど。だからこそ、やりすぎたソーシャル・レコメンデーションはちと違う気がする、というなんとなくな話でした。