競合が同じ訴求をするとき

業界人以外使わないけど業界人は超使う、業界用語らしい業界用語「訴求」。

[名](スル)広告や販売などで、消費者の購買意欲に働きかけること。「―対象」

そきゅう【訴求】 – 国語辞書 – goo辞書
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/129884/m0u/%E8%A8%B4%E6%B1%82/

同じカテゴリの商品で訴求軸がかぶる、そして同時期にその線で制作された広告が露出する、っていうのはなかなか切ないけれど、属する市場が同じ以上同じようなリサーチ取るし、同じような時期にCM投入するし、仕方ないんだろうな。で、そうなるとくっきりと勝敗、みたいなものが出てしまう。チャレンジャー企業に取っては絶好のチャンスなんだけど。そんなことが起きている2010年8月、なう。

ロッテのヒット商品「Fit’s」とキャドバリーの「クロレッツXP」が全く同じアイデアでガチで当たる。しかしいかんせんFit’sの方に軍配が上がりそうな内容。佐藤健と玉木宏はどっちがイケメンかという議論はさておき、渋谷から横浜という関東人なら共有できる距離感をうまく表現に落としつつ、そもそもFit’sの方が10分長持ちしている、と。表現面でもスペック面でも少々差がついている感じがあり、これが売上にどう響いてくるかが楽しみ。嘘ついた。別に楽しみでも何でもない。

あと、クロレッツのやつは健康系セクシーウエアを着た女性が何か大きめのものを持ってる、っていうことでこっちも想起される。わざとかな。

で、キシリッシュだけちょっともう別のフィールドで戦ってて、

息スッキリが一応設定された訴求軸だけどもはや「木村カエラかわいいな」としか思えないし、作ってる方も「木村カエラかわいい」としか思ってないに違いない。間違いない。

Fit’sが出た時は「フニャンってなんぼのもんじゃい」と思って買ったけど、それ以降理由付けをしてガムを買うことってほとんどないな。フレーバーくらい。そもそもガムって低関与なわけだし、「長持ちするならお得だから買ってみようかしら」ってなるのかな。なるんだろうな、きっと。それにしてもガム食べたいな。